アクロマート‐レンズ【achromat lens】
二つの波長に対して色収差を補正したレンズ。色消しレンズ。アクロマチックレンズ。
アナスチグマート【(ドイツ)Anastigmat】
非点収差と像面の曲がりとを補正してあるレンズ。ほとんどの写真レンズに使用。
アベラシオン【(フランス)aberration】
収差。光学系によって結像するとき、像の理想像からの幾何光学的なずれ。球面収差・コマ収差・非点収差・像面湾曲・ディストーション・色収差がある。アベレーション。
アポクロマート【apochromat】
3色の波長について、色収差を補正した色消しレンズ。超望遠レンズ・大口径レンズ・製版用レンズに使用。アポクロマット。
いとまきがた‐わいきょく【糸巻(き)型歪曲】
カメラなどの光学系に生じる歪曲収差の一。画面周辺部の直線が内側に曲がるため、方眼面を撮影すると中心部に向かって糸巻きのような形に縮む。望遠レンズに生じやすい。糸巻き型収差。→樽型歪曲
いろ‐けし【色消し】
[名・形動] 1 風情を消すこと。興趣をそぐこと。また、そのさま。つや消し。「—なことをしたものだ」 2 レンズなどの色収差を補正すること。
いろけし‐レンズ【色消しレンズ】
色収差を補正したレンズ。ふつう2種類以上のガラスを用いて二つ以上の波長の光について補正する。→アクロマートレンズ
イーディー‐ガラス【EDガラス】
《extra-low dispersion glass》特殊低分散ガラス。色収差が少ないため、カメラや望遠鏡などの光学製品のレンズに用いられる。高屈折率、低分散性、異常部分分散特性をもつ。→EDレンズ
イーディー‐レンズ【EDレンズ】
《extra-low dispersion lens》特殊低分散レンズ。高屈折率、低分散性、異常部分分散特性をもつEDガラスを使用する。色収差が少ないため、カメラや望遠鏡などの光学製品のレンズに...
かいこう‐しゅうさ【開口収差】
⇒球面収差