き‐ぐち【木口】
1 材木の種類や品質。木柄。「—抔(など)は可成(かなり)吟味してあるらしく」〈漱石・道草〉 2 木材の切り口。横断面。こぐち。 3 袋物などの口につけた木の取っ手。
きゅう‐す【急須】
[名]《もと中国で、酒の燗(かん)をした注ぎ口のある小鍋》湯をさして茶を煎(せん)じ出すのに用いる、取っ手のついた小さい器。きびしょ。茶出し。 [名・形動]急場のときに必要なこと。また、その...
クランク【crank】
1 ピストンなどの往復運動を回転運動に変える目的で、またはその逆の目的で使われる装置。自転車の前ギアとペダルとをつなぐ腕など。 2 無声映画時代、手動式映画カメラについていた取っ手。また、これを...
グラニーズ‐バッグ【granny's bag】
《grannyは、おばあさんの意》袋状で大きな木の取っ手がついている布製のバッグ。
グレービー‐ボート【gravy boat】
料理にかけるソースやカレーなどを入れる容器。多く舟形で、一方に注ぎ口、もう一方に取っ手がついている。
けいしゃ‐きょう【傾斜橋】
可動橋の一。弓なりに湾曲した橋床が、その両端を軸に回転し、横に倒したやかんの取っ手を起こすように上がって、船を通す。
さんこ‐れい【三鈷鈴】
密教の法具で、取っ手の端が三つまたに分かれている鈴。
し【巵】
古代中国で使われた酒杯の一。鉢形で、両側に環状の取っ手がある大杯。
しこう‐きん【紙腔琴】
オルゴールの一種。楽譜を刻んである巻き紙を、箱の中央部に並べた笛の簧(した)の上にはめ込み、取っ手を回すと旋律を奏するようにしたもの。明治23年(1890)ごろ、戸田欽堂が発明。
じ‐はい【耳坏】
中国で、戦国時代から唐代にかけて広く使われた飲食用の容器。左右に耳のような形の取っ手がついた楕円(だえん)形の深皿で、漆器・青銅器・玉器・土器などがある。