かた‐は【片刃】
《「かたば」とも》 1 刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃。 2 刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃/諸刃(...
かっ‐ぽじ・る【掻っ穿る】
[動ラ五(四)]つついて穴をあける。また、穴の中をつついて、つまっているものを取り出す。「耳の穴を—・ってよく聞け」
かま‐だし【窯出し】
[名](スル)陶磁器を焼きおえて窯から取り出すこと。
ガルバーニ‐でんち【ガルバーニ電池】
異なる種類の導体が直列につながれ、その一方がイオン伝導を担う電解質溶液であり、両端が同じ化学組成である電気化学的な系。化学エネルギーを電気エネルギーに変換して取り出す化学電池と見なせる。イタリア...
きり‐おこ・す【切(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 荒れ地を開墾する。「河原を—・して畑にする」 2 切って取り出す。また、切って運び出す。「雪の板を二尺平方ぐらいに—・し」〈康成・雪国〉
くじ・る【抉る】
[動ラ五(四)] 1 棒などで、穴の中をかきまわす。「楊枝(ようじ)で歯を—・る」 2 えぐって中の物を取り出す。「眼(まなこ)を—・りて、其眼玉をえぐり出し」〈江見水蔭・女房殺し〉 3 堅い物...
くみ‐と・る【汲み取る/酌み取る】
[動ラ五(四)] 1 水などをくんで取り出す。また、他の容器に移し入れる。「水槽の水を—・る」 2 相手の心情や事情を推し量る。理解する。「先方の意図を—・る」
くら‐だし【蔵出し/庫出し】
[名](スル) 1 倉庫に保管してある品物を取り出すこと。⇔蔵入れ。 2 酒・味噌などの、貯蔵してあった蔵から取り出したばかりのもの。「—の酒」
くり‐ぬ・く【刳り貫く/刳り抜く】
[動カ五(四)]物をえぐって穴をあける。えぐって中の物を取り出す。「岩壁を—・く」「目玉を—・く」
くろ‐だね【黒種】
蚕の越年卵。前年に採種して冷蔵保存し、飼育期に取り出すもの。色が紫褐色になるところから、淡黄色の生種(なまだね)に対していう。