あい‐しらい
《「あえしらい」の音変化》 1 応対すること。また、取り扱うこと。もてなし。「聟(むこ)入りして、しうとの—も常のごとく」〈虎明狂・折紙聟〉 2 程よい取り合わせ。「細やかなる—はなけれども」〈...
あい‐しら・う
[動ハ四]《「あえしらう」の音変化で、「あしらう」のもとの形》 1 応対する。「おほかたは、まことしく—・ひて」〈徒然・七三〉 2 適当に取り扱う。「あのやうなものを悪う—・へば、後にあたをする...
あしらい
1 応対すること。あつかい。もてなし。「ひどい—を受けた」 2 組み合わせて趣を添えること。また、そのもの。取り合わせ。「—にパセリを添える」 3 (「会釈」とも書く)芸能の型。また、手法。 ㋐...
あしら・う
[動ワ五(ハ四)]《「あいしらう」の音変化》 1 応対する。応答する。「好みの違う客を巧みに—・う」 2 相手を軽んじた扱いをする。みくびって適当に応対する。「鼻で—・う」 3 素材や色などをう...
あつめ‐じる【集め汁】
大根・牛蒡(ごぼう)などの野菜や豆腐・串鮑(くしあわび)・干し魚など、種々の材料を取り合わせて煮込んだ味噌汁、またはすまし汁。邪気を払うとして5月5日に食べるものとされた。《季 夏》「巻昆布の中...
あとみ‐の‐ちゃじ【跡見の茶事】
茶事七式の一。茶会のあとで、参会できなかった希望者に、その道具の取り合わせや趣向などを見せるために行う会。
あわい【間】
1 物と物とのあいだ。「色白の細面、眉(まゆ)の—やや蹙(せま)りて」〈蘆花・不如帰〉 2 事と事との時間的なあいだ。「朝の供事(くじ)と夕供事との—に」〈言国卿記・文明十三年〉 3 人と人との...
あわせ【合(わ)せ】
1 他の語と複合して用いる。 ㋐物と物とを合わせること。「背中—」「顔—」 ㋑比べて優劣を争うこと。「物—」「歌—」 2 釣りで、当たりがあったときに、魚の口に針がかかるようにする操作。さおの穂...
あわせ‐はぎ【合(わ)せ矧ぎ】
矢羽のはぎ方の一。異なる種類の鳥の羽を取り合わせて矢をはぐこと。まぜはぎ。
いろ‐だて【色立】
連句の付合(つけあい)手法の一。色彩の取り合わせで前句に付ける方法。→七名八体(しちみょうはったい)