ひ‐しょう【卑小】
[名・形動]取るに足りないこと。ちっぽけで価値の低いこと。また、そのさま。「—な存在」
ひと‐くず【人屑】
人間の屑。取るに足りない人間。「かかる—ならば、中々親のため子なきにはしかじ」〈仮・東海道名所記・六〉
び‐しん【微臣】
取るに足りない臣。微賤の臣。また、臣下が主君に対して自分をへりくだっていう語。
び‐び【微微】
[ト・タル][文][形動タリ]分量などがごくわずかであるさま。小さくて取るに足りないさま。「—たる存在」「—とした勢力」
びょう【眇】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に小さいさま。取るに足りないさま。「元来(どだい)此(この)—たる人間の智力から割出したものは」〈魯庵・社会百面相〉
びょう‐ぜん【眇然】
[ト・タル][文][形動タリ]小さいさま。取るに足りないさま。「一人の—たる小丈夫立てり」〈鴎外・ふた夜〉
びょう‐びょう【眇眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 小さいさま。取るに足りないさま。「—たる小吏」 2 「渺渺(びょうびょう)」に同じ。「—たる蒼空」
ふ‐しょう【不肖】
[名・形動]《「肖」は似る意》 1 取るに足りないこと。未熟で劣ること。また、そのさま。不才。「—ながら誠心誠意努力いたします」「—の身」 2 父に、あるいは師に似ないで愚かなこと。また、その...
へん‐ぺん【片片】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 きれぎれになっているさま。また、その一片が軽くひるがえるさま。「一葉の小舟—として、忽ち去り」〈独歩・愛弟通信〉 2 取るに足りないさま。「新聞の号外の投げ与...
ほど‐な・し【程無し】
[形ク] 1 距離が小さい。また、高くない。「海も浅し山も—・しわが恋を何によそへて君に言はまし」〈拾遺・恋一〉 2 広さがない。狭い。「—・き所なれば、君もやがて聞き給ふ」〈源・若紫〉 3 時...