えいざん‐すみれ【叡山菫】
スミレ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約10センチ。葉は細く裂けている。春、淡紫白色または淡紅色の香りのある花を開く。本州・四国・九州に分布。えぞすみれ。《季 春》
えいざん‐ばん【叡山版】
比叡山延暦寺、のちには門前の書店から刊行された仏書・漢書の総称。鎌倉時代の「法華三大部」が知られる。比叡山版。
えいざん‐ゆり【叡山百合】
ヤマユリの別名。
えい‐し【叡旨】
天子の言葉。天子の考え。
えい‐せい【叡聖】
徳があり、賢明なこと。主として天子をたたえていう語。「—文武」
えい‐だん【叡断】
天子の決断。「—を仰ぐ」
えいち【叡知】
《原題、(フランス)Sagesse》ベルレーヌの詩集。1881年刊行。ランボーに発砲した事件で逮捕された著者が、獄中でキリスト教への信仰を回復した際に書かれた詩が中心。
えい‐ち【英知/叡智/叡知】
1 すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。 2 哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。また、それを獲得しうる力。ソフィア。 [補説]書名別項。→叡知
えいち‐かい【叡智界】
「可想界」に同じ。
えいふく‐じ【叡福寺】
大阪府南河内郡太子町にある、単立宗教法人の太子宗の寺。もと高野山真言宗。山号は磯長(しなが)山。院号は聖霊院。聖徳太子の墓所に、追福のため聖武天皇の勅願で神亀元年(724)創建。八尾市の勝軍寺を...