ほそ‐ぐち【細口】
《「ほそくち」とも》 1 びんなどの口の細いもの。 2 花器の口の細いもの。
ほら‐ぐち【洞口】
茶室などで、床の間の脇壁に設けた開口部。床脇を広くみせるためのもの。縁(ふち)を壁土で塗りめぐらし、上部は半円形とする。
ホンキュウ【虹口】
中国上海市の地名。虹口公園に魯迅の墓がある。第二次大戦後まで日本人居住者が多かった。ホンコウ。
まえ‐こぐち【前小口】
書物の、背の反対側の部分。小口。→小口2
ま‐ぐち【間口】
1 土地・家屋などの正面の幅。表口。「—二間(にけん)の店」⇔奥行き。 2 研究・事業などの領域。「商売の—を広げる」「—の広い学者」
まど‐ぐち【窓口】
1 官庁・郵便局・銀行・駅などで、外来者に応対し、金銭や書類の受け渡しなどの事務を執る所。 2 外部との折衝をする役。「文化交流の—」
みず‐ぐち【水口】
《「みずくち」とも》 1 水を引き入れたり、放出したりする口。みなくち。 2 台所の水をくみ入れるための口。また、台所。「—のガラス戸に、日ざしがくっきりと」〈万太郎・露芝〉
みせ‐ぐち【店口】
店の間口。「—が広い」
みぞぐち【溝口】
姓氏の一。 [補説]「溝口」姓の人物溝口健二(みぞぐちけんじ)
みち‐の‐くち【道の口】
昔、都から下る道中の地方を二つまたは三つに分けたときの、最も都に近い地方。→道の後(しり) →道の中「播磨(はりま)を—として」〈記・中〉