く‐しゃ【句者】
好んで俳句を作る人。また、俳句を作るのがじょうずな人。
く‐しゅう【句集】
連句や俳句を集めた書物。
く‐じめ【句締め】
点取り俳諧で、点者が巻末に批評を書いて署名すること。
く‐ずもう【句相撲】
二人が一定の題で一定の時間内に俳句を作り、優劣を競うこと。句合わせ。
く‐だい【句題】
1 古歌や漢詩文・経文などの一句を取って、和歌や漢詩の題とすること。 2 俳句の題。
くだい‐わか【句題和歌】
句題1によって詠む和歌。
く‐ちょう【句帳】
作句を記しておく手帳。
く‐ちょう【句調】
1 和歌・俳句・詩などの調子。 2 文章の言いまわし。文章の調子。「殊更に真面目な—なので」〈漱石・それから〉
く‐てん【句点】
文の終わりを示す「。」の記号。まる。→読点(とうてん)
く‐とう【句読】
1 文を読むとき、その文の切れるところと一時息を切るところ。 2 文章の読み方。特に、漢文の素読。「父恭斎に—を授けられていたのである」〈鴎外・渋江抽斎〉 3 「句読点」の略。