のび‐く【伸(び)句】
連句で、曲節のない音調の伸びやかな軽い叙景の句。→逃げ句
はい‐く【俳句】
1 《「俳諧の句」の略》発句(ほっく)および連句の句。 2 五・七・五の3句17音を定型とする短詩。季語を入れることを原則とする。俳諧の連歌の発句が独立したもので、一般化したのは、明治20年代以...
はっ‐く【発句】
1 漢詩で、絶句の第1句、律詩の第1・2句。起句。 2 和歌の第1句、または第1・2句。 3 ⇒ほっく(発句)
はつ‐ぜっく【初節句】
生まれた子が初めて迎える節句。女児は3月3日、男児は5月5日。はつのせっく。
はめ‐く【陥め句/入め句/塡め句】
古歌・古詩の一部をはめ込んで詩歌を作ること。また、その詩歌。
はらみ‐く【孕み句】
連歌・俳諧で、会席に出る前にあらかじめ用意しておいた句。
はん‐く【半句】
ひとことにも足りないほどのわずかな言葉。「一言—もおろそかにしない」
はんぴ‐の‐く【半臂の句】
和歌で、第3句に枕詞や休め詞をおいたもの。
ばれ‐く【ばれ句】
卑猥(ひわい)な内容の川柳。 [補説]「破礼句」とも当てて書く。
ひき‐く【引(き)句】
1 他の文の一節や俳句などを引用すること。また、その文句や俳句。引用句。 2 平曲で、節をつけて歌うように語る部分。⇔語り句。