こ‐く【古句】
昔からのことわざや格言など。古人の詩文の一節。また、古い俳句。
ここのか‐の‐せく【九日の節句】
陰暦9月9日の節句。重陽(ちょうよう)の節句。
ここんるいく【古今類句】
江戸前期の和歌索引。10巻。山本春正編。寛文6年(1666)刊。二十一代集や諸物語に収録の歌を、第4句の頭字のいろは順に分類・配列したもの。
こし‐の‐く【腰の句】
和歌の第3句。上(かみ)の句の終わりの5文字。
ころし‐もんく【殺し文句】
相手の気持ちを強くひきつける巧みな言葉。男女間で用いたのが始まり。「—にころっとひっかかる」
ご‐く【後句】
あとに続く句。「—ニツマル」〈日葡〉
ご‐く【語句】
語や句。また、言葉。
ごごん‐ぜっく【五言絶句】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が4句からなる漢詩。五絶。→絶句
ご‐せっく【五節句/五節供】
年間の五つの節句。人日(じんじつ)(正月7日)・上巳(じょうし)(3月3日)・端午(たんご)(5月5日)・七夕(しちせき)(7月7日)・重陽(ちょうよう)(9月9日)。
ごひゃっく【五百句】
高浜虚子の句集。昭和12年(1937)「ホトトギス」の創刊500号にちなみ、500の句を自選したもの。