じんとり‐がっせん【陣取り合戦】
1 「陣取り」に同じ。 2 自分の領域を少しでも大きく確保しようとして争い合うこと。
すずめ‐がっせん【雀合戦】
多くの雀が木などに群がって騒ぎたてること。
たこ‐がっせん【凧合戦】
凧を高く揚げて、その距離を競ったり、凧の糸を切り合ったりする遊び。地方によっては年中行事としたり、2、3メートルの大凧を作ったりして行うところもある。《季 夏》
ついぜん‐がっせん【追善合戦】
「弔い合戦」に同じ。
てんしょうおんながっせん【天正女合戦】
海音寺潮五郎の歴史小説。豊臣秀吉と千利休をテーマにした作品。昭和11年(1936)発表。同年、「武道伝来記」とともに第3回直木賞受賞。
とむらい‐がっせん【弔い合戦】
戦死者のかたきをうって、その霊を慰めるための戦い。とむらいいくさ。追善合戦。
ほうじ‐かっせん【宝治合戦】
宝治元年(1247)三浦泰村が北条時頼と戦って敗れた事件。三浦氏一族が自害して滅亡したことから、北条氏の独裁体制が確立した。三浦氏の乱。
ほたる‐がっせん【蛍合戦】
交尾のために多くの蛍が入り乱れて飛ぶこと。《季 夏》
ゆき‐がっせん【雪合戦】
二手に分かれて、こぶし大にかためた雪を投げ合う遊び。雪投げ。雪打ち。《季 冬》「—わざと転ぶも恋ならめ/虚子」