よしの【吉野】
奈良県中部、吉野郡の地名。吉野川の中流域に位置し、木材工業が盛ん。南朝の史跡が多く、桜の名所として知られる。 奈良県の南半部、吉野郡の地域。また、吉野山の一帯。 「吉野織り」の略。
よしの【吉野】
姓氏の一。 [補説]「吉野」姓の人物吉野彰(よしのあきら)吉野源三郎(よしのげんざぶろう)吉野弘(よしのひろし)
よしの‐おり【吉野織(り)】
平織り地に畦(うね)織りを配して縞や格子を表した織物。吉野格子(よしのごうし)。
よしの‐がみ【吉野紙】
吉野地方産の、コウゾを原料とした薄手の和紙。奈良紙の流れをくみ、江戸時代、漆を漉(こ)すのに用いたことから漆漉しともよばれた。やわら紙。やわやわ。
よしのがり‐いせき【吉野ヶ里遺跡】
佐賀県東部、神埼市と吉野ヶ里町の境にある弥生時代の遺跡。前1世紀の甕棺(かめかん)墓と墳丘墓、後2、3世紀の環濠集落跡を出土。特別史跡。
よしのがり‐れきしこうえん【吉野ヶ里歴史公園】
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町にある、整備中の公園。国営公園と県立公園からなり、総面積は約117万平方メートルになる予定。平成13年(2001)に一部開園した。吉野ヶ里遺跡の保存と、発掘物の展示などを行...
よしの‐がわ【吉野川】
紀ノ川の上流。奈良県中東部の大台ヶ原に源を発し、北西に流れて吉野町で西に転じ、和歌山へ入って紀ノ川となり紀伊水道へ注ぐ。長さ81キロ。アユが名産。 四国中央部を東流する川。石鎚(いしづち)山...
よしのがわ‐し【吉野川市】
⇒吉野川
よしの‐くず【吉野葛】
奈良県吉野地方から産する上質の葛粉。
よしのくまの‐こくりつこうえん【吉野熊野国立公園】
奈良・三重・和歌山の3県にまたがる国立公園。吉野山・大峰山・大台ヶ原山・熊野川・熊野灘・潮岬などが含まれ、熊野信仰や南朝の史跡が多い。