ちょう‐かせん【吊架線】
鉄道などの架線で、トロリー線の上方に設けた鋼索。吊架線からハンガー2を用いてトロリー線を吊り下げ、トロリー線がたわまないようにする。
つり【吊り】
1 つるすこと。引っかけてぶらさげること。また、つりさげるのに用いるもの。「ズボン—」 2 相撲の手の一。相手のまわしに手をかけて、そのからだをつり上げるもの。 3 旗・幕・のぼり・羽織・わらじ...
つり‐あが・る【釣(り)上(が)る/吊り上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 物がつられて上へあがる。「建材とともに道具まで—・る」 2 (釣り上がる)釣り針で釣られて引きあげられる。「大魚が—・る」 3 ひきつったように上へあがる。「怒って目が—・る」
つり‐あげ【釣(り)上げ/吊り上げ】
1 つり上げること。「—磁石」 2 歌舞伎で、大道具の仕掛けにより、登場人物を舞台上部へつり上げること。また、その仕掛け。
つり‐あ・げる【釣(り)上げる/吊り上げる】
[動ガ下一][文]つりあ・ぐ[ガ下二] 1 物をつって上へあげる。「クレーンで資材を—・げる」 2 (釣り上げる)魚を釣り針で釣って引きあげる。「かつおを—・げる」 3 ひきつったように上へあげ...
つり‐あぶ【吊虻/釣虻/長吻虻】
双翅(そうし)目ツリアブ科の昆虫の総称。飛びながら長い口吻(こうふん)を出して花の蜜を吸う。はねを速く動かして飛ぶようすが、糸でつるされているように見えるのでこの名がある。幼虫は他の昆虫の卵・幼...
つり‐あんどん【釣(り)行灯/吊り行灯】
商家の店先などにつり下げた行灯。竹で大きく輪形をつくり、すげ笠のように縦に骨を組んで紙を張ったもの。つりあんどう。
つり‐えだ【釣(り)枝/吊り枝】
歌舞伎の大道具の一。舞台前方の上部から、作り物の木の枝や花を横1列に並べてつり下げたもの。
つり‐おとし【吊り落(と)し】
相撲のきまり手の一。相手を正面または背後からつって下へ落とすようにして倒す技。
つり‐かご【釣(り)籠/吊り籠】
1 つるすように作った籠。また、つるしてある籠。 2 (釣り籠)釣った魚を入れる籠。びく。