そめ‐いい【染め飯】
クチナシの実で山吹色に染めた強飯(こわめし)。駿河国瀬戸(現在の静岡県藤枝市内)の名物で、静岡県の郷土料理。
タイピーエン【太平燕】
《(中国語)》春雨を入れたスープに、ゆで卵、野菜、魚介類などを炒めた具をのせた料理。中国料理をもとに日本でつくられたもので、熊本の名物。
たべ‐あるき【食べ歩き】
[名](スル)その土地の名物料理や珍しい食べ物を、あちこち食べて回ること。「一人で気楽な—を楽しむ」 [補説]近年、「歩きながらものを食べること」の意で用いられることがある。→歩き食い
たま‐や【玉屋】
1 玉2㋐をつくったり売ったりする店。また、その人。 2 江戸時代、シャボン玉を売った人。 花火製造元の屋号。江戸時代、鍵屋(かぎや)と並称され、その花火は両国の川開きで名物だった。
だいぶつ‐もち【大仏餅】
大仏の形を焼き印で押した餅菓子。江戸時代、京都の誓願寺門前や方広寺大仏殿前の餅屋で売り出したのが始め。奈良名物のものは東大寺にまつわり、鎌倉時代から伝わる。
ちゃせん‐かざり【茶筅飾り】
茶道で、名物の茶碗や新茶碗を用いるときの点茶法。茶巾・茶筅・茶杓(ちゃしゃく)を水指(みずさし)のふたの上にのせ、前に袋に納めた茶入れを入れた茶碗を置く。
ちゃん‐ぽん
[名・形動]《「攙和」の中国音からか》 1 2種類以上のものをまぜこぜにすること。また、そのさま。「日本酒とウイスキーを—に飲む」「話が—になる」 2 肉・野菜などをいため、小麦粉に唐灰汁(とう...
ちょうせん‐あめ【朝鮮飴】
もち米の粉に水飴・砂糖を加えて練り上げて拍子木形にし、片栗粉をまぶしたもの。もと長生飴とよばれたが、秀吉の朝鮮出兵で加藤清正が籠城(ろうじょう)中にこれで飢えをしのいだので、のち朝鮮飴と称したと...
ちょうめい‐じ【長命寺】
滋賀県近江八幡市にある天台系の単立寺院。山号は伊綺耶(いきや)山。聖徳太子の創建と伝え、鎌倉時代に尊海が中興。西国三十三所第31番札所。 東京都墨田区向島にある天台宗の寺。山号は宝寿山。...
でんき‐ブラン【電気ブラン】
ブランデーを主にしたアルコール飲料の商標名。ブランデーをベースに白ワイン・キュラソー・ジンなどを加えたもの。東京浅草、神谷バーの名物。電気が文明の先端をいくものであったところからの名といい、明治...