お‐だいみょう【御大名】
1 大名を敬っていう語。 2 世事に疎く、苦労を知らない人。
おとこ‐がな【男仮名】
男文字(漢字)を仮名(表音文字)として用いたもの。万葉仮名。→女仮名(おんながな)
おとこ‐な【男名】
1 男の名前。男につける名。「—で出す手紙」 2 昔、男子が元服したときにつける名。えぼしな。
おと‐な【乙名】
《「おとな(大人)2」の意》 1 (「長老」「宿老」とも書く)室町時代、惣(そう)を指導した有力な名主(みょうしゅ)。 2 江戸時代、長崎で町役人の職名。長崎奉行に属し、町内の行政事務を扱った。
お‐ぶつみょう【御仏名】
⇒仏名会(ぶつみょうえ)
お‐めい【汚名】
悪い評判。不名誉な評判。「—を着せられる」「—をそそぐ」「—返上」 [補説]「汚名挽回(ばんかい)」「汚名を挽回する」は正しくないとされる。「汚名返上」「汚名を返上する」「名誉挽回」「名誉を挽回...
おもて‐だいみょう【表大名】
江戸時代、外様(とざま)大名のこと。
おん‐がな【音仮名】
万葉仮名のうち、字の意味とは無関係にその漢字の音を借りて日本語の音節にあてたもの。「島」を「志麻」、「時」を「登岐」と書く類。字音仮名。⇔訓仮名。
おんな‐がな【女仮名】
平仮名(ひらがな)。草仮名(そうがな)。→男仮名
おん‐めい【音名】
一定の振動数をもつ音に与えられた音楽上の固有の名称。オクターブごとに同じ名称を繰り返す。日本の「ハニホヘトイロ」、ドイツの「CDEFGAH」など。→階名