こ‐くん【故君】
先代の君主。亡くなった主君。
こっ‐くん【国君】
一国の君主。国主。国王。
この‐きみ【此の君】
竹の別名。→此君(しくん)「—はいづれの処の種ぞ、みやびやかに子猷(しゆう)の籬(まがき)に在りき」〈菅家文草・二〉
さい‐くん【細君/妻君】
1 親しい人に対し、自分の妻をいう語。 2 同輩以下の人の妻をいう語。「友人の—」「—によろしく」 [補説]「妻」は当て字。
し‐くん【使君】
1 国守の唐名。 2 古く中国で、刺史の敬称。 3 中国で、天子の命を受けて国外または地方に派遣された使者の敬称。勅使。
し‐くん【嗣君】
1 君主の後継者。あとつぎの君。よつぎの君。 2 跡継ぎの子の敬称。長男。嗣子。
し‐くん【四君】
中国、戦国時代の、斉の孟嘗君(もうしょうくん)、趙(ちょう)の平原君、楚(そ)の春申君、魏(ぎ)の信陵君の称。 秦(しん)の穆公(ぼくこう)・孝公・恵王・昭王の称。
し‐くん【師君】
師を敬っていう語。
し‐くん【此君】
《「晋書」王徽之伝の、竹を賞して、「何ぞ一日も此の君無かるべけんや」とある故事から》竹のこと。このきみ。
しゅ‐くん【主君】
自分の仕えている君。君主。