りゅうか‐すいそ【硫化水素】
水素の硫化物。腐卵臭のある無色の有毒気体。硫黄を含むたんぱく質が腐敗したときに生じ、また火山ガスや鉱泉中に含まれる。実験室では硫化鉄を塩酸で分解して得る。水に溶けて弱酸性を示す。各種金属塩の水溶...
りゅうつう‐さんぎょう【流通産業】
商品の生産者と消費者の中間にあって、仲介的役割を果たす産業。卸売業・小売業のほか、運輸業・倉庫業なども含む。
りゅうもん‐がん【流紋岩】
火山岩の一。細粒斑状ないしガラス質の白または灰色の岩石。斑晶として石英・カリ長石や少量の斜長石・黒雲母(くろうんも)などを含む。流理構造を示すこともある。石英粗面岩。
りょう【令】
古代、中国を中心とする東アジア諸国の法典。律とともに国家の基本法典で、のちの行政法・訴訟法・民法などにあたるすべての規定を含む。日本では飛鳥浄御原(きよみはら)令・大宝令・養老令などが順次に制定...
りょくせん‐せき【緑閃石】
角閃石類の一。カルシウム・マグネシウム・鉄を含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。緑色、半透明でガラス光沢がある。単斜晶系。低い変成度の緑色片岩中に産する。陽起石。アクチノ閃石。
りょく‐でい【緑泥】
主に大陸棚斜面上に分布する、多量の海緑石を含む緑色の泥質の堆積(たいせき)物。
りょくれん‐せき【緑簾石】
カルシウム・アルミニウム・鉄などを含む複雑な含水珪酸塩鉱物。黄緑色のガラス光沢のある柱状結晶。単斜晶系。低温でできた変成岩中に広く存在する。エピドート。
りよう‐とっきょ【利用特許】
他人が特許を有する発明を利用して、新たな要素を付加した発明を含む特許。利用特許を取得するには、利用した基本特許の所有者から承諾を得る必要がある。
りんかい‐ウランせき【燐灰ウラン石】
二次的に生成された、ウランを含む燐酸塩鉱物。正方晶系。薄い板状結晶で、黄色ないし黄緑色でガラス光沢がある。紫外線を受けると蛍光を発する。
りんかい‐せき【燐灰石】
弗素(ふっそ)・塩素を含むカルシウムの燐酸塩鉱物。ふつう無色透明であるが、ときに白色・淡青色・淡緑色・黄色などを呈し、ガラス光沢がある。柱状・板状の結晶または粒状。六方晶系。燐の原料鉱石。肥料・...