さつ‐ぜん【颯然】
[ト・タル][文][形動タリ]風がさっと吹くさま。また、風を切るさま。「—と風を切って矢が飛ぶ」
さと‐な・れる【里馴れる】
[動ラ下一][文]さとな・る[ラ下二] 1 鳥獣が人里になれる。「イノシシが—・れる」 2 遊里の風習になれ親しむ。「はや—・れて吹く風に憂さを晴らして居る所へ」〈浄・忠臣蔵〉
サラーラ【Salalah】
オマーン南部の都市。アラビア海に面する。7月から9月までの雨季には、ハリーフと呼ばれる南東からの季節風が吹くため、多くの避暑客が訪れる。同国第2の都市であり、貿易、工業が盛ん。市街東部の古代遺跡...
さわ‐さわ【爽爽】
[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》 1 風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風が—(と)吹く」 2 気分がさっぱりしているさま。さわやかに。「御心地、—となりて」〈宇治...
ざざんざ
[副]松の梢(こずえ)に吹く風の音を表す語。江戸初期の歌謡で囃子詞(はやしことば)のように用いられた。ざんざ。さんざ。さんさ。さざんざ。「—、浜松の音は—」〈虎明狂・抜殻〉 [名]「ざざんざ...
ざん‐せつ【残雪】
消え残った雪。特に、春になっても消えないで残っている雪。《季 春》「—やごうごうと吹く松の風/鬼城」
しお‐かぜ【潮風】
海から吹く塩けを含んだ風。
しか‐ぶえ【鹿笛】
猟師が鹿をおびき寄せるために吹く、鹿の鳴き声に似せた笛。竹や角に鹿の胎児の皮やヒキガエルの皮を張る。ししぶえ。《季 秋》
した‐かぜ【下風】
樹木などの下の方、地面近くを吹く風。
しっ‐ぷう【疾風】
1 速く激しく吹く風。はやて。 2 風速毎秒8.0〜10.7メートルで、風力階級5の風。