ふき‐わた・る【吹(き)渡る】
[動ラ五(四)]風が吹いて通る。また、あたり一面に吹く。「風が稲田を—・る」
ふ・く【吹く/噴く】
[動カ五(四)] 1 ㋐(吹く)空気が流れ動く。風が起こる。風が通ってゆく。「そよ風が—・く」 ㋑内部から水や蒸気などが勢いよくとび出す。ふき出す。「血が—・く」「鍋(なべ)が—・く」 ㋒今まで...
ふくかぜ‐の【吹く風の】
[枕] 1 吹く風が目に見えない意から、「目に見ぬ」にかかる。「世の中はかくこそありけれ—めに見ぬ人も恋しかりけり」〈古今・恋一〉 2 風の音の意から、「音」「音に聞く」にかかる。「たまかづら今...
ふっ‐と
[副] 1 前ぶれなく急に事が行われたり、事態が変わったりするさま。不意に。ふと。「夜中に—目が覚める」「—名案が浮かんだ」 2 口をすぼめて一瞬息を吹くさま。「ろうそくの火を—吹き消す」
ふぶ・く【吹雪く/乱吹く】
[動カ五(四)] 1 雪が激しい風に吹かれて乱れ降る。「ぼた雪が突然—・きはじめた」《季 冬》 2 風が激しく吹く。吹き荒れる。「風激しう吹き—・きて」〈源・賢木〉
フライホルヘのもり‐こくりつこうえん【フライホルヘの森国立公園】
《Parque nacional Bosque Fray Jorge》チリ中北部、コキンボ州にある国立公園。港湾都市ラセレナの南約100キロメートル、アタカマ砂漠に近い海岸沿いに位置する。海側か...
ぶう‐ぶう
[副] 1 らっぱなどを低く大きく吹いたような音を表す語。「車がクラクションを—鳴らす」 2 不平不満などを盛んに言うさま。「—言う暇があったら仕事をしろ」 3 豚の鳴き声を表す語。 [名]...
ブロー【blow】
[名](スル) 1 ハンドドライヤーで熱風を吹きつけ、ブラシで髪形を整えること。ブローセット。「—して仕上げる」 2 ボクシングで、打撃。パンチ。「ロー—」「ボディー—」 3 ジャズなどで、管楽...
ぷく‐ぷく
[副] 1 小さな泡などがたつさま。また、小さな泡をたてながら物が水中に沈むさまや、浮くさま。「鰌(どじょう)が時々—浮いて泡を吹く」〈左千夫・水籠〉 2 可愛い感じに太っているさま。「手足の—...
へ‐つ‐かぜ【辺つ風】
《「つ」は「の」の意の格助詞》海岸を吹く風。「われ沖つ風—を起(た)てしめ」〈神代紀・下〉