すい【吹】
[常用漢字] [音]スイ(呉)(漢) [訓]ふく 息をふく。息をふいて楽器を鳴らす。「吹奏/歌吹・鼓吹」 [名のり]かぜ・ふ・ふき・ふけ [難読]息吹(いぶき)・吹聴(ふいちょう)・吹雪(ふぶき)
すい‐かん【吹管】
吹管分析で用いる金属性の管。吹き口から空気を吹き込み、他端の細い穴から吹き出る空気を炎に吹きつけて吹管炎を作る。
すいかん‐えん【吹管炎/吹管焔】
吹管でガス炎などを吹いたとき生じる炎。吹管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎となり、先端を炎の中に入れずに吹けば還元炎となる。
すいかん‐ぶんせき【吹管分析】
鉱物などの金属成分を簡便に検出する分析法。木炭上の穴に試料の粉末を詰め、これに吹管炎を吹きつけ、その変色・溶融状態などから成分を判定する。
すい‐きょ【吹嘘】
1 いきを吐くこと。また、いきを吹きかけること。 2 「推挙」に同じ。
すい‐きょ【推挙/吹挙】
[名](スル)ある人をある官職・地位・仕事などに適した人として推薦すること。「委員長に—する」
すいじんろく【吹塵録】
江戸幕府の財政関係の文書・記録などを集録した史料集。勝海舟編。35冊。明治20年(1887)成立。続編として「吹塵余録」10冊がある。
すい‐せい【吹青】
素地(きじ)に青色の釉(うわぐすり)を粗密濃淡まだらに吹きつけて焼いた磁器。中国、清朝康熙年間(1662〜1722)江西省景徳鎮(けいとくちん)で作られた。
すい‐そう【吹奏】
[名](スル)吹きかなでること。管楽器を吹いて音楽を演奏すること。「校歌を—する」
すいそう‐がく【吹奏楽】
木管・金管楽器を主体とし、打楽器を加えた編成で演奏される音楽。