みかく‐きかん【味覚器官】
水に溶けた化学物質の刺激を感知する器官。脊椎動物では口の中、特に舌に分布する味蕾(みらい)で、魚では体表などにもある。昆虫では口器のほか触角・肢端などにある。味覚器。味官。
みかくしゅうしょく‐ぶっしつ【味覚修飾物質】
味覚器官の受容体に作用し、一時的に味覚機能を変化させる物質。ミラクリン、クルクリン、ギムネマ酸などが知られる。
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう)・視床・大脳皮質の味覚野へと伝える。
みかく‐どころ【味覚所/味覚処】
⇒味所
み‐かた【味方/御方/身方】
[名](スル)《「かた」の敬称「御方」の意。「味方」「身方」は当て字》 1 対立するものの中で、自分が属しているほう。また、自分を支持・応援してくれる人。「心強い—」⇔敵。 2 対立するものの一...
み‐かん【味官】
味覚をつかさどる器官。
み‐せん【味煎】
甘葛(あまずら)の葉やつるの汁を煮詰めた甘味料。甘葛煎(あまずらせん)。
みそ【味噌】
1 調味料の一。大豆を蒸してつき砕き、麹(こうじ)と塩を加えて発酵させたもの。原料の米麹・麦麹・豆麹の別により米味噌・麦味噌・豆味噌、色から赤味噌・白味噌など、味から甘味噌・辛味噌などに分けられ...
みそ‐あえ【味噌和え/味噌韲え】
魚肉・野菜などを味噌であえること。また、あえたもの。
みそ‐あん【味噌餡】
白餡に白味噌を加えたもの。柏餅などに用いる。