か【呵】
[音]カ(呉)(漢) 1 しかる。どなる。とがめる。「呵責(かしゃく)」 2 大きな声で笑うさま。「呵呵大笑(かかたいしょう)」
か‐か【呵呵】
[副]大声で笑うさま。あっはっは。からから。「—とばかり笑う」
かか‐たいしょう【呵呵大笑】
[名](スル)からからと大声で笑うこと。「腹の底から—する」
か‐しゃく【呵責/呵嘖】
[名](スル)厳しくとがめてしかること。責めさいなむこと。かせき。「良心の—に苦しむ」「自分はなぐさまれる犠牲(いけにえ)、お客は—する鬼ときめました」〈倉田・出家とその弟子〉
か・する【呵する】
[動サ変][文]か・す[サ変] 1 息を強く吹きかける。凍った筆や硯(すずり)に息を吹きかけて暖めるところから、「筆硯(ひっけん)を呵する」などの形で、文章を書く意に用いられる。「予は硯(けん)...
しかり【𠮟り/呵り】
1 口に出してとがめること。「社長のお—を受ける」 2 江戸時代、庶民に科した最も軽い刑罰。白州(しらす)に呼び出してその罪をしかるだけにとどめたもの。軽重2種あり、重いものを屹度(きっと)𠮟り...
しか・る【𠮟る/呵る】
[動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。「その本分を忘れた学生を—・る」 [可能]しかれる