わ‐じょう【我丈/和丈】
[代]二人称の人代名詞。相手を親しみを込めて呼ぶ語。「げにも—の不審の通り」〈浮・元禄大平記〉
わ‐じょうろう【我上﨟/和上﨟】
[代]二人称の人代名詞。身分のある子女を親しみを込めて呼ぶ語。わじょろう。「さすがに—は常磐腹に三男」〈謡・鞍馬天狗〉
わ‐せんじょう【我先生/和先生】
[代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちを込めて、または軽んじる気持ちで、相手を呼ぶ語。「—はいかでこの鮭を盗むぞ」〈宇治拾遺・一〉
わ‐そう【我僧/和僧】
[代]二人称の人代名詞。僧を親しみの気持ちを込めて、または軽んじる気持ちで呼ぶ語。「—は何人ぞ」〈宇治拾遺・一三〉
わにつか‐さんち【鰐塚山地】
宮崎県南部にある山地。最高峰の鰐塚山(標高1118メートル)を中心とした、日南海岸・都井(とい)岬を含む南北に長い山地。西部は1000メートル前後、東部は700メートル前後。東部のみ鵜戸(うど)...
われ‐さま【我様】
[代]二人称の人代名詞。対等または目下の者を呼ぶ語。おまえ。わりさま。〈コリャード日本文典〉
わろ【我郎/和郎】
《「わらわ(童)」の音変化かという》 [名] 1 子供。特に、男の子。また、男の召使い。「内方の—衆に、この樽(たる)持たせて」〈浄・女舞衣〉 2 人を卑しめ、また親しみをこめていう語。やつ。...