いごん‐だいようしんたく【遺言代用信託】
信託2の一。委託者の存命中は本人に、死後は委託者の指定した者を受益者として、財産や運用益などを交付する。遺言やその執行と同じような効果を持つ。
いさがわ‐じんじゃ【率川神社】
奈良市本子守町にある神社。祭神は姫蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)(中殿)・玉櫛姫命(左殿)・大己貴荒魂命(おおなむちのあらたまのみこと)(右殿)。現在は大神(おおみわ)神社の摂社...
いざかや【居酒屋】
《原題、(フランス)L'Assommoir》ゾラの小説。1877年刊。洗濯女ジェルベーズの運命を中心に、パリの下層階級の生活を写実的に描く。
いざさせ給(たま)え
《「させ給え」は、その上に来るはずの動詞を略したもの。「給え」は尊敬の補助動詞「給う」の命令形》 1 さあ、やってごらんなさい。「見所あらむ御かたち見出でて、—」〈宇津保・内侍督〉 2 さあ、い...
いざ給(たま)え
《「給え」は尊敬の補助動詞「給う」の命令形。この上に来るはずの「行く」「来る」の意の動詞を略したもの》さあ、いらっしゃい。さあ、どうぞ。「—、出雲拝みに」〈徒然・二三六〉
いざなぎ‐の‐みこと【伊弉諾尊/伊邪那岐命】
日本神話で、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに天つ神の命で磤馭慮島(おのころじま)をつくって天降り、国生みと神生みを行った男神。黄泉国(よもつくに)の汚穢(けがれ)を禊(みそぎ)した際に、天照...
いし‐の‐ひ【石の火】
1 火打ち石をこすって出す火。また、瞬間的なもの、はかないもののたとえ。「—よりもまだはかないは人の命でござる」〈虎寛狂・布施無経〉 2 石から出ると考えられた火。「春のわらびに雪消え、—に氷解...
いしぶみ【碑】
中山義秀の歴史小説。昭和14年(1939)発表。同年刊行。幕末から明治維新に至る激動の時代を背景に、剣術に秀でた士族の兄弟の数奇な運命を描く。
いし‐ほう【医師法】
医師の免許・国家試験の制度、業務上の義務などを規定した法律。現行法は昭和23年(1948)施行。 [補説]平成18年(2006)の改正により、安心・安全で質の高い医療を確保するため、不正行為や医...
いしゃ‐りょう【慰謝料/慰藉料】
生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。