しんけい‐か【唇形科】
シソ科の旧称。
しんけい‐か【唇形花】
合弁花の一。筒状の花びらの先が上下の二片に分かれ、唇のような形をしたもの。シソ科・ゴマノハグサ科植物に多くみられる。
しん‐し【唇歯】
1 くちびると歯。 2 互いに利害関係が密接であること。「—の間柄」
しんし‐おん【唇歯音】
上の前歯と下唇とを接して調音する音。無声唇歯音では[f]、有声唇歯音では[v]の類。歯唇音。
しんし‐ほしゃ【唇歯輔車】
《「春秋左氏伝」僖公五年の「諺に所謂(いはゆる)、輔車相依り、唇(くちびる)亡ぶれば歯寒しとは」から》一方が滅べば他方も成り立たなくなるような密接不離の関係にあって、互いに支え助け合って存在して...
しん‐じょう【唇状】
くちびるのような形。
しん‐とう【唇頭】
くちびるの先。くちさき。「笑声嗚咽(おえつ)共に—に溢れんとして」〈芥川・開化の殺人〉
しんない‐おん【唇内音】
悉曇(しったん)学で、三内音の一。唇(くちびる)で調音される音。[p][b][m]の類。→喉内音 →舌内音
しん‐べん【唇弁/唇瓣】
1 二枚貝の口の両側にある薄い弁膜。食物を選別する。 2 唇形花の、くちびる状の花びら。
しんぼう‐しかん【唇亡歯寒】
⇒唇亡びて歯寒し