あき‐うど【商人】
⇒あきゅうど
あき‐ない【商い】
1 売り買いすること。商売。「小口の—」 2 売り上げ。「—が少ない」
あきない‐がみ【商い神】
商人の守り神。恵比須(えびす)。
あきない‐ぐち【商い口】
1 商品を売り込む所。得意先。「協力して—をふやす」 2 物を商うための巧みな話しぶり。「—利(き)きて、親のゆづり銀をへらさぬ人ならば」〈浮・永代蔵・一〉
商(あきな)い三年(さんねん)
商売での利益を上げるまでには3年かかる、3年は辛抱せよということ。
商(あきな)いは牛(うし)の涎(よだれ)
商売は、牛のよだれが切れ目なく長く垂れるように、気長く努力せよということ。
商(あきな)いは草(くさ)の種(たね)
商売には種類が多いということ。
あきない‐ば【商場】
江戸時代に蝦夷、渡島(おしま)半島の松前藩とアイヌが交易を行った場所。藩主直営のほか、家臣に交易権として与えられるものもあった。
あきない‐みょうが【商い冥加】
「商い冥利(みょうり)1」に同じ。
あきない‐みょうり【商い冥利】
1 神仏の加護によって、商売が繁盛すること。また、その加護。商い冥加。「—に尽きる」 2 (商人の誓いの言葉として副詞的に用いて)決して。「男冥利—虚言(きょごん)ござらぬ」〈浄・博多小女郎〉