かん‐けい【還啓】
[名](スル)皇太子・三后などが出先から帰ること。
かん‐こうけい【還幸啓】
還幸と還啓。天皇と皇后が行幸啓先から帰ること。→行幸啓
きん‐けい【謹啓】
つつしんで申し上げること。手紙の最初に書くあいさつの語。「拝啓」よりも敬意が高い。「敬白」「謹言」で結ぶ。
ぎょう‐けい【行啓】
《古くは「ぎょうげい」とも》太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太子妃・皇太孫が外出すること。→行幸(ぎょうこう)
ぎょう‐こうけい【行幸啓】
行幸と行啓。天皇と皇后が一緒に外出すること。→還幸啓
けい【啓】
1 《「申し上げる」の意》手紙の冒頭に用いる語。「拝啓」より敬意が低い。 2 公式令(くしきりょう)に定められた公文書の一様式。皇太子・三后に下から奉る文書。 3 上官に奉る文書。
けい【啓】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ひらく もうす 1 わからないことを教えて導く。「啓示・啓発・啓蒙(けいもう)/天啓」 2 開放する。「啓蟄(けいちつ)・啓明」 3 申し上げる。「啓上・啓...
しゅく‐けい【粛啓】
《つつしんで申し上げる、の意》手紙の書きだしに用いる語。謹啓。粛呈。
しゅっ‐けい【粛啓】
⇒しゅくけい(粛啓)
じょう‐けい【上啓】
1 目上の者に対して申し上げること。啓上。 2 臣下が皇太子・皇后・皇太后・太皇太后に申し上げること。また、その文書。