かぎ‐あ・てる【嗅ぎ当てる】
[動タ下一][文]かぎあ・つ[タ下二] 1 物のにおいをかいで、そのありかや中身を当てる。「警察犬が毒物を—・てる」 2 探り当てる。「犯人の住居を—・てる」「犯罪の匂いを—・てる」
かぎ‐ぐすり【嗅ぎ薬】
鼻から吸い込んで用いる薬。
かぎ‐こ・む【嗅ぎ込む】
[動マ五(四)] 1 においや香りを鼻に吸い込む。 2 「かぎつける2」に同じ。「こっちの景気を—・んで」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
かぎ‐タバコ【嗅ぎタバコ】
鼻孔にすりつけて、香りを楽しむ粉タバコ。スナッフ。 [補説]パイプ状の本体に、タバコの葉を詰めたカートリッジを装着し、吸い口から香りを吸引する製品もある。
かぎ‐だ・す【嗅ぎ出す】
[動サ五(四)] 1 においをかいで人や物のありかを探り出す。「警察犬が犯人の居場所を—・す」 2 隠れているものを探り出す。探り当てる。「企業の秘密を—・す」 3 かぎはじめる。
かぎ‐ちゃ【嗅ぎ茶】
茶の香味・風味をかいで調べ、そのよしあしを鑑別すること。利き茶。《季 春》
かぎ‐つ・ける【嗅ぎ付ける】
[動カ下一][文]かぎつ・く[カ下二] 1 においでそのものを探り当てる。かぎ出す。「猫が魚を—・ける」 2 隠されているものを、気配などから察してうまく探り当てる。かぎ出す。かぎこむ。「新聞記...
かぎ‐と・る【嗅ぎ取る】
[動ラ五(四)] 1 においを知覚する。そこから、あるにおいをかぎ分ける。「煙草のにおいを—・る」 2 その場の雰囲気などから感づく。「ただならぬ気配を—・る」
かぎ‐まわ・る【嗅ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらにおいをかいで歩く。「鼻を鳴らして—・る」 2 ある事柄を知ろうとして探り歩く。「警察が事件について—・っている」
かぎ‐わ・ける【嗅ぎ分ける】
[動カ下一][文]かぎわ・く[カ下二] 1 においをかいで、対象の違いを識別する。また、特定のにおいだけをかぎとる。「香水の名前を—・けて当てる」 2 わかりにくい違い、あるいは、小さな違いに気...