あん‐のう【鞍嚢】
馬の鞍(くら)の左右に垂らす革製の袋。小さい武具などを入れる。
いくじ‐のう【育児嚢】
カンガルーなどの有袋(ゆうたい)類の雌の下腹部にある育児のための袋。単孔類のハリモグラの雌や、魚類のタツノオトシゴの雄などにもみられる。育嚢。
いぬ‐の‐ふぐり【犬の陰嚢】
オオバコ科の二年草。道端や畑に生える。茎の下部は地をはい、長さ約15センチ。葉は卵円形。春、淡紅紫色の小花を開く。実は扁平な球形で、名は実の形に由来。ひょうたんぐさ。天人唐草(てんにんからくさ)...
い‐のう【衣嚢】
衣服に縫いつけた物入れ。かくし。ポケット。
いん‐のう【陰嚢】
陰茎の基部にあって、精巣(睾丸(こうがん))および精巣上体(副睾丸)を入れている袋状のもの。特殊な平滑筋層をもち、その収縮・弛緩(しかん)によって温度調節をする。ふぐり。
うき‐ぶくろ【浮(き)袋/浮き嚢】
1 泳ぐとき、沈まないようにからだにつける道具。ゴム・ビニールの袋に空気を満たしたもの。また、船に装備する救命具の総称。 2 (「鰾」とも書く)硬骨魚類の腸の辺りにある、透明な膜状で内部に気体の...
おお‐いぬのふぐり【大犬の陰嚢】
オオバコ科の越年草。道端に生え、イヌノフグリより大きい。茎は地をはって四方に広がり、春、るり色の花を開く。ヨーロッパ原産。明治時代に日本に帰化。
かわ‐ぶくろ【革袋/革嚢/皮袋】
皮革で作った袋、または財布。
が‐のう【画嚢】
絵をかく道具を入れておく用具。主に写生に携帯する。転じて、絵の題材・動機などにもいう。
き‐のう【気嚢】
1 鳥類の肺に付属する薄膜の袋。中に空気を蓄えて体を浮きやすくさせ、また呼吸を助けるなどの働きをする。 2 昆虫の気管の一部が拡大して袋状となったもの。 3 飛行船や気球の、浮揚のためのガスを入...