しで【四手/垂】
《動詞「し(垂)ず」の連用形から。「四手」は当て字》 1 玉串(たまぐし)や注連縄(しめなわ)などにつけて垂らす紙。古くは木綿(ゆう)を用いた。→〆の子 2 白熊(はぐま)の毛で作った払子(ほっ...
しで‐おけ【四手桶】
指物の一。棹(さお)の先にとりつけた桶のへりに四手を垂らしたもの。
しで‐おしき【四手折敷】
指物の一。棹(さお)の先端に取り付けた折敷の縁に、紙を細く切って四手のように垂らしたもの。しでおりしき。
しで‐がさ【四手笠】
指物の一。棹(さお)の先にとりつけた笠のへりに四手を垂らしたもの。
しで‐ぐるま【四手車】
指物の一。棹(さお)の先にとりつけた車の輪の周りに四手を垂らしたもの。
しで‐こぶし【幣辛夷/四手拳】
モクレン科の落葉小高木。葉は長楕円形で、春、葉の開く前に紅がかった白色の大形の花をつける。中国の原産で、庭木にする。ひめこぶし。《季 春》
しで‐ざくら【四手桜】
ザイフリボクの別名。
しで‐しゃじん【四手沙参】
キキョウ科の多年草。山地に自生する。高さ0.6〜1メートル。夏から秋、紫色の花を総状に開く。花びらが四手を思わせる。
しで‐ひも【四手紐】
包装用の平ひも。
しで‐わ【四手輪】
指物の一。棹(さお)の先にとりつけた輪の周りに四手を垂らしたもの。