エイトフ‐ずほう【エイトフ図法】
1889年、ロシアのエイトフ(D.Aitoff)が考案した図法。正距方位図法の半球図を、横方向に2倍に引き伸ばしてできる楕円に、全地球を表すもの。ハンメル図法と似るが、正積ではないので実用価値は劣る。
エケルト‐ずほう【エケルト図法】
《Eckert Projections》地図投影法の一。中高緯度地方のひずみは小さく、緯線は平行直線で示される。世界全図に利用。正積図法。発案者の名にちなむ。エッケルト図法。
エッケルト‐ずほう【エッケルト図法】
⇒エケルト図法
えんすい‐ずほう【円錐図法】
地図投影法の一。ある緯線で地球に接する円錐をかぶせ、地球の中心に視点を置いて経線・緯線などを投影し、その円錐面を広げたもの。円錐投影法。
えんとう‐ずほう【円筒図法】
地図投影法の一。地球に接する円筒面に、経線・緯線などを地球の中心に視点を置いて投影し、それを平面に広げたもの。経線は等間隔の平行線に、緯線はそれと直交する直線になり、高緯度ほど間隔が広くなる。メ...
グード‐ずほう【グード図法】
地図投影法の一。緯度40度44分を境にして、低緯度地帯をサンソン図法で、高緯度地帯をモルワイデ図法で描き、ひずみ是正のため、海洋部分に断裂を入れたもの。1923年に米国人グード(J.P.Good...
こくさいよこメルカトル‐ずほう【国際横メルカトル図法】
⇒ユニバーサル横メルカトル図法
サンソン‐ずほう【サンソン図法】
地図投影法の一。経線は、中央の経線以外は正弦曲線よりなり、緯線は等間隔の平行線となっているもの。赤道および中央経線付近の形は正しく表現されるが、縁辺部は著しくひずむ。フランスのサンソン(N.Sa...
サンソン‐フラムスチード‐ずほう【サンソンフラムスチード図法】
《Sanson-Flamsteed projection》「サンソン図法」に同じ。初代グリニッジ天文台台長フラムスチードも用いたことで、こう呼ばれる。
しゅくず‐ほう【縮図法】
製図において、縮小した寸法の図面を描く方法。