きゃく‐ど【客土】
1 耕地の土壌改良のため、他から性質の異なる土を運んで混入すること。また、その土。いれつち。かくど。 2 旅先の土地。かくど。
きん‐かく【菌核】
植物組織内や土壌中に菌糸が集まってできる硬い塊。松の根に生じるブクリョウなど。
くうげき‐りつ【空隙率】
岩石や土壌などの単位体積あたりのすきまの割合を百分率で表したもの。多孔度。間隙率。
クラドスポリウム【Cladosporium】
俗にクロカビと呼ばれる好湿性の真菌。土壌などの自然環境に広く分布する。浴室や結露した壁・窓枠など住居内のさまざまな場所で繁殖し、暗緑色から黒色のコロニーをつくる。衣類・食品・紙などにも発生し、胞...
くりいろ‐ど【栗色土】
温帯の、半乾性草原に発達する土壌。上層は栗色、下層は褐色で柱状構造が発達し、炭酸石灰が集積する。
クリンチ‐さん【クリンチ山】
《Gunung Kerinci》インドネシア、スマトラ島西岸の活火山。パダンの南東約130キロメートル、バリサン山脈の中央に位置する。標高3805メートルで、同島の最高峰。山麓に肥沃な土壌が広が...
クリーニング‐クロップ【cleaning crop】
土壌中の過剰な塩類や肥料成分を吸収するはたらきをもつ作物。トウモロコシが知られる。
くろ‐ぼく【黒ぼく】
1 腐植に富み、軽くて粘りけの乏しい黒色の土壌。火山灰土に多い。くろぼこ。 2 火山から噴出してできた多孔形の溶岩。関東では多く庭石として用いられる。
くん‐たん【燻炭】
籾殻(もみがら)や木屑を蒸し焼きにして炭化させたもの。多孔性で通気性がよく、土壌改良材として用いられる。
グリーン‐インフラストラクチャー【green infrastructure】
都市計画において、天候・土壌・植物など自然のはたらきを積極的に活用して道路や施設などをつくること。グリーンインフラ。 [補説]例えば、緑化公園を設けてヒートアイランド現象を緩和させる、人工湿地帯...