お‐みや
土産(みやげ)をいう幼児・女性語。
お‐みやげ【御土産】
1 「土産」の尊敬語・美化語。 2 「土産3」に同じ。「とんだ—をもらってきた」
お‐もたせ【御持たせ】
《「御持たせ物」の略》来客を敬って、持ってきた土産物をいう語。多く、その客へのもてなしにその品をすすめるときに使う。「—で失礼ですが」 [補説]近ごろでは、客が持ってきた土産物を受けた側からいう...
かくし‐よね【隠し娼】
「隠し売女(ばいじょ)」に同じ。「清水町の—、百で酒肴もてなし」〈浮・置土産・四〉
かげ‐こ【陰子/蔭子】
1 人知れずこっそりと目をかけてかくまう子。「そでかけて言はぬ先より人知れず君が—になりねとぞ思ふ」〈相模集〉 2 「陰間(かげま)」に同じ。「大坂の色さわぎ、天職より十五(かこひ)まで買ひあげ...
かたじけ‐あ・り【忝あり】
[動ラ変]かたじけない。「かたじけなし」をふざけて言った語。元禄(1688〜1704)のころの遊里ではやった。「埴生(はにふ)の小屋へのお立ち寄り、—・りといふものぢゃ」〈浮・置土産・一〉
角(かど)を倒(たお)さ◦ず
《器物や衣類が古くなっても、しっかりした形をしている意から》落ちぶれても、もとの体面や態度を崩さない。角を崩さず。「かどたふさぬ大鶴屋が扇、見た所は今も大臣なり」〈浮・置土産・一〉
かぶき‐もの【歌舞伎者】
1 並外れて華美な風体をしたり、異様な言動をしたりする者。だて者。「近年は人の嫁子もおとなしからずして、遊女、—のなりさまを移し」〈浮・一代女・三〉 2 歌舞を演じるもの。踊り子。「女の—を揃へ...
か‐もつ【貨物】
1 貨車・船舶・トラックなどで輸送する物資。 2 「貨物列車」の略。「—が通る」 3 品物。荷物。かぶつ。「おみや母子への土産にとて、浜にて整へたる『形なき—』」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
から‐て【空手/唐手】
1 (空手)手に何も持っていないこと。また、力となる武器や財産を持っていないこと。素手(すで)。「土産もなく—で訪問する」「—で立ち向かう」 2 沖縄に伝来した中国明代の拳法が、沖縄の古武道と合...