くだん‐ざか【九段坂】
東京都千代田区にある坂。靖国神社横を経て神田方面に下る。
けわい‐ざか【化粧坂】
高貴な姫君や有名な遊女が、そこで化粧をしたという伝説の残る坂。また、その伝説。 [補説]地名別項。→化粧坂
けわいざか【化粧坂】
鎌倉市北西部にある坂。葛原からくる急坂で、鎌倉七口の一。
こぶくろ‐ざか【巨福呂坂】
神奈川県鎌倉市雪ノ下から山ノ内へ抜ける坂道。鎌倉七口の一。
ごくらくじ‐ざか【極楽寺坂】
神奈川県鎌倉市長谷から極楽寺に通じる坂道。鎌倉七口の一つで、新田義貞の鎌倉攻めのときの古戦場。極楽寺の切り通し。
ごじょう‐ざか【五条坂】
京都市五条通りの東、清水(きよみず)へ上る所にある坂。
さか【坂/阪】
1 一方が高く他方が低く傾斜している道。また、その傾斜。さかみち。「—を上る」「下り—」 2 物事の区切りを、坂の頂上にたとえていう語。多く、年齢についていう。「六〇の—を越す」
さんねん‐ざか【三年坂】
そこで転ぶと3年以内に死ぬという俗信のある坂。東京の芝高輪や京都の清水寺の坂など。 [補説]書名別項。→三年坂
さんねんざか【三年坂】
伊集院静の短編小説集。平成元年(1989)刊行。
しもさか【下坂】
室町末期、近江(おうみ)国下坂(滋賀県大津市)に住んでいた刀工の一派。また、その製作した刀。のち、越前に移住。→康継(やすつぐ)