いおう‐じ【医王寺】
福島市飯坂町にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。天長3年(826)、空海の開山とされ、中興は、藤原秀衡の臣佐藤基治。境内に基治、源義経の臣佐藤継信・忠信の墓がある。 石川県加賀市にある真...
いおうじまいまだぎょくさいせず【硫黄島いまだ玉砕せず】
上坂冬子による歴史ノンフィクション。平成5年(1993)刊。太平洋戦争末期に日米双方で4万人もの犠牲者を出した硫黄島の戦いを主題に、僧侶となった元大佐が遺骨回収のため腐心する姿を描く。
如何(いかが)せ◦む
1 どうしよう。「奈良坂にて人にとられなば—◦む」〈更級〉 2 どうしようもない。やむをえない。「夜鳴かぬもいぎたなき心地すれども、今は—◦む」〈枕・四一〉
い‐かけ【鋳掛(け)】
1 鍋・釜など金物の壊れた部分を、はんだなどで修理すること。 2 《江戸時代、大坂に夫婦連れで歩いた鋳掛け屋があって、3世中村歌右衛門がこれを所作事にして演じたところから》夫婦が連れ立って歩くこと。
いがごえどうちゅうすごろく【伊賀越道中双六】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二らの合作。天明3年(1783)大坂竹本座初演。伊賀越の仇討ちを題材に、奈河亀輔(ながわかめすけ)の歌舞伎狂言「伊賀越乗掛合羽(のりかけがっぱ)」の改作。「沼津」「...
いきおい【勢い】
[名] 1 他を圧倒する力。活気。気勢。「—を増す」「破竹の—」 2 社会を支配する力。権力。権勢。「武力を背景に—を振るう」 3 自然の活動力。「水の—で流される」「火の—が強い」 4 盛ん...
いぎ‐ふ【意義符】
漢字の構成要素のうち、主として意義を表す部分。「坂」の「」や「泣」の「氵」など。意符。→音符2
いくたましんじゅう【生玉心中】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。遊女おさがと茶碗屋嘉平次の生玉神社での情死事件を脚色したもの。
いさわ‐じょう【胆沢城】
岩手県奥州市にあった古代の城。延暦21年(802)蝦夷(えぞ)征討に際し、坂上田村麻呂が築城。同23年、多賀城から鎮守府を移して東北経営の拠点とした。
いし‐ざか【石坂】
1 石の多い坂道。 2 石畳の坂。