くま‐しで【熊四手】
カバノキ科の落葉高木。山野にみられ、葉は長楕円形で縁に二重のぎざぎざをもつ。5月ごろ、黄褐色で垂れる雄花と、緑色で上向きの雌花が咲き、秋に果穂が垂れ下がる。材をシイタケの原木にする。おおそね。い...
けん‐がい【懸崖】
1 切り立ったがけ。きりぎし。 2 盆栽で、茎や枝が根より低く、鉢の外に垂れ下がるように作ったもの。「—作りの菊」
けん‐すい【懸垂】
[名](スル) 1 まっすぐに垂れ下がること。また、垂れ下げること。「—幕」 2 鉄棒・吊り輪などに両手でぶら下がり、腕を屈伸させてからだを上げ下げする運動。 3 「懸垂下降」の略。「岩壁を—で...
こうがい‐すい【口蓋垂】
軟口蓋の後方中央から垂れ下がる円錐形の突起。懸壅垂(けんようすい)。のどちんこ。
こぶし【辛夷/拳】
モクレン科の落葉高木。山野にみられ、葉は幅広の倒卵形。春、葉より先に、大形の香りのある白色の6弁花をつける。秋に実が熟すと裂けて赤色の種子が垂れ下がる。名は、つぼみが子供の握りこぶしに似ているの...
さがり【下がり】
1 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の—ぐあい」 2 ㋐位置が低くなること。「南—の土地」 ㋑程度や価値などが低くなること。「気温の上がり—」「値—」 3 その時刻を過ぎること。「昼—」「七つ...
さわ‐しば【沢柴】
カバノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉の縁には細かいぎざぎざがある。5月ごろ、黄緑色の雄花と緑色の雌花が咲く。果穂は垂れ下がる。
さん‐さん【毿毿】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 髪の毛などがふさふさとして長いさま。「幾ヶ月となく刈り込まない—たる髪の毛と共に」〈漱石・明暗〉 2 細いものが長く垂れ下がるさま。「—たる川底の藻は水に梳(...
しだれ‐ざくら【枝垂れ桜】
バラ科の落葉高木。ウバヒガンの変種で枝先が垂れ下がるもの。3月上旬に淡紅白色の花を開く。紅色の花をつけるベニシダレなど品種も多い。糸桜。しだりざくら。《季 春》「まさをなる空より—かな/風生」
しだれ‐もも【枝垂れ桃】
観賞用の桃の一種で、枝が垂れ下がるもの。しだりもも。