かこい【囲い】
1 周囲を取り巻くこと。「苗木にわらで—をする」 2 周囲を取り巻くもの。特に、塀や垣根など。「畑に—をする」 3 野菜などを出盛りの季節の後まで蓄えておくこと。また、その場所。「—がきく」 4...
かみやま【神山】
箱根山中央火口丘の一。標高1438メートルで、箱根山の最高峰。 京都市北区、上賀茂神社の北にある山。[歌枕]「—の麓(ふもと)に咲ける卯の花はたが標(しめ)ゆひし垣根なるらむ」〈金葉・夏〉
からま・せる【絡ませる】
[動サ下一][文]からま・す[サ下二] 1 「絡ます1」に同じ。「垣根に朝顔のつるを—・せる」 2 「絡ます2」に同じ。「漁業問題に領土問題を—・せる」
から・む【絡む/搦む】
[動マ五(四)] 1 物に巻きつく。巻きついて離れなくなる。まといつく。「朝顔が垣根に—・む」「痰(たん)が—・む」 2 他の物事が密接に結びつく。「金が—・んだ事件」 3 理屈をこねたり、無...
かん‐と【環堵】
1 家の周囲を取り巻いている垣根。 2 小さな家。狭い部屋。また、貧しい家。
くさ‐がき【草垣】
草が生い茂って垣根のようになったもの。
くさ‐の‐と【草の戸】
1 草で屋根をふいた庵(いおり)の木戸。草庵の戸。「卯(う)の花の垣根ばかりは暮れやらで—ささぬ玉川の里」〈夫木・七〉 2 簡素なわび住まい。草庵。「—も住みかはる代ぞ雛(ひな)の家」〈奥の細道〉
くね
垣根。竹垣や生け垣など。くね垣。「腹も立つ。—をも引き抜いてやらう」〈虎寛狂・瓜盗人〉
けし‐ずみ【消し炭】
1 まきや炭の火を途中で消して作った軟質の炭。火つきがよいので火種に用いる。《季 冬》「—に薄雪かかる垣根かな/召波」 2 引き手茶屋の若い衆。いつでもすぐ起きるところからの称という。「廊下を通...
こうえつ‐じ【光悦寺】
京都市北区にある日蓮宗の寺。山号は大虚山。本阿弥光悦の没後、日慈を開山として、それまであった大虚庵を寺としたもの。茶室や光悦垣とよばれる垣根で知られる。境内に光悦の墓がある。