つけ‐じろ【付(け)城】
《「つけしろ」とも》 1 出城(でじろ)。 2 敵城を攻めるとき、それに相対して築く城。向かい城。
つなぎ‐じろ【繋ぎ城】
二つの城の連絡をとるため、その中間の要害の地に築いた城。
つめ‐の‐しろ【詰の城】
二の丸や三の丸に対して、本丸。また、出城(でじろ)に対して、根城(ねじろ)。つめのじょう。
つる‐が‐じょう【鶴ヶ城】
会津城の異称。
てい‐じょう【帝城】
天子の住む城。宮城。
てき‐じょう【敵城】
敵軍の城塞。敵のしろ。
てつ‐じょう【鉄城】
1 鉄の城。また、鉄のように堅固な城。 2 地獄の城。「天地須臾(しゅゆ)に換尽して、—高く峙(そばた)ち」〈太平記・二〇〉
テルチ‐じょう【テルチ城】
《Zámek Telč》チェコ南部、モラバ地方の町テルチの旧市街にあるルネサンス様式の城。13世紀創建のゴシック様式の城を、16世紀後半に市長ザカリアスが改築、イタリア風の庭園が新たに造られた。...
ディオーシュジュール‐じょう【ディオーシュジュール城】
《Diósgyőri vár》ハンガリー北東部の都市ミシュコルツにある城。13世紀頃、モンゴル人の襲来の後に築かれた砦に起源し、14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王ラヨシュ1世、マーチャー...
で‐じろ【出城】
本城のほかに国境などの要害の地に築いた城。枝城(えだじろ)。→根城(ねじろ)