つち‐か・う【培う】
[動ワ五(ハ四)]《「土(つち)養(か)う」の意》 1 根元に土をかけて植物を育てる。「花を賞せんとする者は、必ずその根に—・うことを忘れてはならぬ」〈河上肇・貧乏物語〉 2 大切に養い育てる。...
ばい【培】
[常用漢字] [音]バイ(呉) [訓]つちかう 根元に土をかけて草木を育てる。つちかう。「培養/栽培」 [名のり]ます
ばい‐しょく【培植/培殖】
[名](スル)草木を植えて育てること。育てて繁殖させること。
ばい‐ち【培地】
微生物や細胞の培養のために用いる、養分などを含む液状や固形の物質。培養基(ばいようき)。
ばい‐よう【培養】
[名](スル) 1 草木を養い育てること。「花卉(かき)を—する」「—土」 2 動植物の胚や組織または微生物を人工的に生活・発育・増殖させること。「癌(がん)細胞を—する」 3 物事の根本を養い...
ばいよう‐えき【培養液】
液体状の培地。
ばいよう‐き【培養基】
⇒培地
ばいよう‐さいぼう【培養細胞】
多細胞生物の細胞を人工的に生体外で培養した細胞。長期間にわたって安定的に維持された細胞は細胞株とよばれる。
ばいよう‐し【培養士】
⇒胚培養士
ばいよう‐せん【培養栓】
菌類や細胞組織などを培養する容器を封入する栓。空気中の雑菌は通さず、酸素や二酸化炭素などのガスは通す。ウレタンやシリコーン樹脂製のものがある。