しらせ【知らせ/報せ】
1 知らせること。また、その内容。通知。「合格の—を待つ」「悪い—が届く」 2 何か事が起こるような兆し。前兆。「不吉な—」「虫の—」 3 歌舞伎で、幕開きや舞台転換などのとき、その合図に打つ拍子木。
しらせ‐ぶみ【知らせ文】
先方に知らせるために送る書面。通知書。報告書。
しら・せる【知らせる/報せる】
[動サ下一][文]しら・す[サ下二] 1 他の人が知るようにする。言葉やその他の手段で伝える。「手紙で無事を—・せる」「事件を—・せる」「虫が—・せる」 2 身にしみて分からせる。思い知らせる。...
ほう【報】
1 知らせ。通知。報告。「危篤の—を受ける」 2 行為に応じて受けるむくい。応報。返礼。「前の世に福の因を殖ゑずして此の世に貧しき—を得たり」〈今昔・一二・一五〉
ほう【報】
[音]ホウ(呉)(漢) [訓]むくいる しらせる しらせ [学習漢字]5年 1 人がした事に対し、それ相当のお返しをする。むくいる。むくい。「報恩・報国・報酬・報復/応報・果報・業報(ごうほう)...
ほう‐おん【報恩】
1 恩にむくいること。恩返し。 2 仏・祖師などの恩に感じて仏事・布施などを行うこと。
ほうおん‐こう【報恩講】
仏教各宗派で、毎年宗祖への報恩のために営む法会。浄土真宗では親鸞(しんらん)の忌日を最終日とする7日間、東本願寺では陰暦11月21〜28日、西本願寺では陽暦1月9〜16日に営む。御七夜(おしちや...
ほうおん‐じ【報恩寺】
青森県弘前市にある天台宗の寺。山号は一輪山。開創は明暦2年(1656)。開山は本好。開基は津軽信政。歴代津軽藩主の菩提寺。 岩手県盛岡市にある曹洞宗の寺。山号は瑞鳩峰山。室町前期、通山長徹を...
ほう‐こう【報効】
功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、一日の—をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉
ほう‐こく【報告】
[名](スル)告げ知らせること。特に、ある任務を与えられた者が、その経過や結果などを述べること。また、その内容。「出張の—」「事件の顛末(てんまつ)を—する」「研究の中間—」