かい【塊】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(呉)(漢) [訓]かたまり つちくれ かたまり。「塊根・塊状/金塊・血塊・山塊・団塊・土塊・肉塊・氷塊」 [難読]石塊(いしくれ)・石塊(いしころ)
かい‐きん【塊金】
砂金と一緒にとれる大きな金のかたまり。
かい‐けい【塊茎】
地下茎の一部が養分を蓄え、肥大したもの。ジャガイモやコンニャクイモなど。
かい‐こん【塊根】
養分を蓄えて肥大し、塊状になった根。サツマイモ・ダリアなどの芋。
かい‐じょう【塊状】
1 物体が不規則に固まっている状態。また、その形。 2 岩石の構造に層理や片理がなく、均質で、固まっていること。「—鉱床」
かいじょう‐かざん【塊状火山】
噴出した溶岩の粘りけが非常に強く、流れ広がらず、火口の周囲に盛り上がって山となった火山。昭和新山など。鐘状火山。トロイデ。溶岩ドーム。
かい‐ぜん【塊然】
[ト・タル][文][形動タリ]孤立しているさま。また、不動であるさま。「枯野の広きに—として横たわる石」〈紅葉・金色夜叉〉
かい‐そん【塊村】
民家が雑然とかたまっている集落。
かい‐たん【塊炭】
大きなかたまりの石炭。直径4センチ以上のものをいう。
かい‐てつ【塊鉄】
鉄鉱を溶解して得た銑鉄(せんてつ)を型に入れて凝固させたもの。