みのうえ‐ばなし【身の上話】
生い立ち、境遇など一身上のことについての打ち明け話。
み‐ぶん【身分】
1 ある集団・組織における、その人の地位・資格。「—を明かす」 2 封建的社会における上下の序列。「—の違いを考える」 3 境遇。身の上。やや皮肉をこめていう。「まったく気楽な御—だ」 4 人の...
身(み)を起(お)こ・す
出世する。「貧困な境遇から—・して財を成す」
身(み)を沈(しず)・める
1 身投げをする。「海に—・める」 2 落ちぶれた境遇になる。特に女が身売りをして遊女などになる。「苦界(くがい)に—・める」
めぐま・れる【恵まれる】
[動ラ下一][文]めぐま・る[ラ下二]《動詞「めぐ(恵)む」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いた形から》よい機会・境遇・才能などが運よく与えられる。「天候に—・れる」「弁舌の才に—・れる」「子...
らく‐てん【楽天】
自分の境遇を天の与えたものとして受け入れ、くよくよしないで人生を楽観すること。
らっ‐きょう【楽境】
楽しい境遇。安楽な境地。「優遊—に遊び楽ましむるを以て」〈岡三慶・今昔較〉
ろう‐きょう【老境】
老人の境遇・境地。また、老年。「—に入っても気が若い」
籠鳥(ろうちょう)雲(くも)を恋(こ)・う
《かごの中の鳥が大空の雲を恋い慕うの意から》拘束されているものが、自由な境遇をあこがれるたとえ。また、遠い故郷を恋しく思うたとえ。籠鳥雲を望む。
我(わ)が身(み)につまさ・れる
自分の境遇にひきくらべて気の毒になる。身につまされる。「被災地の窮状を聞くにつけ—・れる」