くち‐き【朽(ち)木】
1 朽ちた木。腐った木。 2 不遇のままむなしく一生を終える人の境遇のたとえ。
凹(くぼ)き所(ところ)に水(みず)溜(た)まる
1 くぼんだ所に水が自然に溜まるように、条件の備わったところは自然によい成り行きになることのたとえ。 2 悪い境遇にある者には、種々の困難が集まることのたとえ。
ぐう【遇】
[常用漢字] [音]グウ(慣) [訓]あう 1 思いがけず出会う。「奇遇・遭遇」 2 よい運にめぐりあう。めぐりあわせ。「境遇・不遇・千載一遇」 3 ある態度で人と接する。もてなす。「厚遇・殊遇...
こう‐しん【後身】
1 生まれ変わった身。また、境遇や性格などが変わった、あとの身。⇔前身。 2 組織や団体などが、もとの形から変わって現在の姿になったもの。「旧制中学の—である高校」⇔前身。
こだい‐もうそう【誇大妄想】
自分の能力や境遇を過大に評価したり、想像したものを事実であるかのように思い込んだりすること。
米(こめ)の飯(めし)とお天道様(てんとうさま)はどこへ行(い)っても付(つ)いて回(まわ)る
太陽がどこでも照らすように、どんな苦しい境遇にあっても食べていくことはできる。
こもり‐うた【子守歌/子守唄】
子供をあやしたり、寝かしつけたりするためにうたう歌。また、それをもとにした歌曲や器楽曲。日本では、子守女が自分の境遇を嘆いたり、望郷の思いを述べたりする内容のものが多い。
ごく‐らく【極楽】
1 《(梵)Sukhāvatīの訳》仏語。阿弥陀仏の浄土。西方十万億土のかなたにあり、広大無辺にして諸事が円満具足し、苦患(くげん)のない、この上なく安楽な世界。浄土教の理想とする仏の国で、念仏...
ごけ‐ぶん【後家分】
1 武家などの妻で、後家となった者の受ける応分の保証。「今も—を得て、乏(とも)しからであんなるぞ」〈古活字本平治・下〉 2 後家のような境遇。「奥に入らせ給はず、生き別れの—にならせ給ふ」〈浮...
さかい【境/界】
1 土地と土地との区切り。境界。「隣との—」「県—」 2 ものとものとが接する所。また、ある状態と他の状態との分かれ目。区切り目。境目。「空と海との—」「生死の—をさまよう」→境する 3 ある範...