きょう‐ぐう【境遇】
その人が置かれた、家庭環境・経済状態・人間関係などの状況。身の上。境涯。「恵まれた—に育つ」
きょう‐さい【境栽】
花壇や道路などに沿って帯状に植えた低木や園芸植物。
きょう‐ち【境地】
1 その人の置かれている立場。「苦しい—に立たされる」 2 ある段階に達した心の状態。「悟りの—」 3 芸術などの、分野・世界。「新しい—を開拓する」 4 場所。土地。環境。〈日葡〉
きょう‐ど【境土/疆土】
一国の統治権の及ぶ地域。また、国境。
けい【京/境/競】
〈京〉⇒きょう 〈境〉⇒きょう 〈競〉⇒きょう
けい‐かい【境界/経界】
土地などのさかい。きょうかい。「立札だけの荒れた土の中にむなしく残った一ト廓(くるわ)の—」〈万太郎・春泥〉
けい‐がい【境外】
1 境界の外側。区域外。 2 社寺の敷地の外。
けい‐だい【境内】
1 境界の内側。区域内。 2 特に、神社・寺院の敷地内。
けいだい‐しゃ【境内社】
ある神社の境内に鎮座して、その管理に属する摂社・末社。
さい‐め【際目/境目】
さかいめ。土地の境界。「甲斐と越後の領分に分けて立てたる—の場所」〈浄・廿四孝〉