うめ‐ばか【埋め墓】
両墓制で、遺骸(いがい)を実際に葬るほうの墓。通常、人里離れたところにつくり、墓標も簡単にする。捨て墓。いけばか。→詣(まい)り墓
えいたいくよう‐ぼ【永代供養墓】
供養する子孫が絶えた際に、寺や霊園が永久的または一定期間管理し、供養を行う墓。 [補説]合葬の形をとるものが主流で、納骨堂や霊廟(れいびょう)などに納骨される形式のほか、従来型の墓で一定期間供養...
ガッラプラチーディア‐びょうぼ【ガッラプラチーディア廟墓】
《Mausoleo di Galla Placidia》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ラベンナにある廟墓。古代ローマ皇帝テオドシウス1世の娘ガッラ=プラチーディアにより、5世紀半ばに...
きぞく‐の‐はか【貴族の墓】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある墓地群。主に新王国時代を中心とする宰相や書記官の墓が点在し、色鮮やかな壁画が数多く残っていることで知られる。
きっこう‐ばか【亀甲墓】
沖縄で、外形が亀の甲羅を伏せたような形の墓。中国南部の様式が影響したもの。
クープランのはか【クープランの墓】
《原題、(フランス)Le Tombeau de Couperin》ラベルのピアノ組曲。全6曲。1914年から1917年にかけて作曲。第一次大戦で亡くなった友人たちへの追悼の意を込めた作品。うち4...
さいそう‐ぼ【再葬墓】
遺体を土葬や風葬など何らかの方法で白骨化した後、遺骨を壺形土器などの骨蔵器に納めて再び埋葬した墓。縄文時代末期から弥生時代中期にかけて、東日本で発達した。
しせき‐ぼ【支石墓】
数個の石の上に大石を載せた墓。中国・朝鮮半島に多く、日本では縄文時代末から弥生時代の北九州にみられる。ドルメン。
すて‐ばか【捨(て)墓】
⇒埋(う)め墓(ばか)
そう‐ぼ【双墓】
古墳の形式の一。円墳を二つ接続させた形のもの。