つぼのうえにりんごがのってある【壺の上に林檎が載って在る】
洋画家、岸田劉生の絵画。大正5年(1916)、体調を崩し戸外での写生を禁じられた岸田が屋内で制作した作品。大きな陶器の壺の上に青い林檎が置かれている。東京国立近代美術館蔵。
壺(つぼ)の口(くち)を切(き)・る
陰暦10月初めに、新茶の壺の封を切って茶会を催す。口切りをする。→口切りの茶事
つぼ‐のみ【壺鑿】
刃先が円くなっている鑿。円い孔(あな)をあけるのに用いる。
つぼ‐ふり【壺振り】
ばくちで、采(さい)を入れた壺皿を振って伏せること。また、その役。
つぼ‐ほり【壺掘り】
建築物の基礎工事で、柱を立てる所だけ土地を円く掘ること。→総掘り →布掘り
つぼ‐むすび【壺結び】
紐(ひも)の結び方で、結び上がりが壺のような形になるもの。
つぼ‐や【壺屋】
1 主な家屋に付属して建てられた小屋。物置の類。 2 「壺屋紙」の略。
つぼや‐がみ【壺屋紙】
伊勢国から産した油紙。天明5年(1785)飯南郡稲木村の人、壺屋清兵衛の創始という。
つぼ‐やき【壺焼(き)】
1 「栄螺(さざえ)の壺焼き」の略。《季 春》「—の壺傾きて火の崩れ/鳴雪」 2 壺に入れて焼くこと。
つぼやき‐いも【壺焼(き)芋】
大きな壺に入れて蒸し焼きにしたサツマイモ。