きん‐ぱく【金箔】
1 《古くは「きんばく」》金の薄板を槌(つち)でたたいて薄紙のように延ばしたもの。「漆器に—を置く」 2 実質以上によく見せかけた外見。また、りっぱな肩書きや身分。
ぎじん‐めい【擬人名】
その外見・性質などの特徴によって与えた、人名のような呼び名。非常にやせている人を骨皮筋右衛門、好色な人を助平(すけべい)、ネズミを忠兵衛などという類。
ぎん‐ながし【銀流し】
1 水銀に砥粉(とのこ)をまぜ、銅などの金属にすりつけて、銀色に仕上げること。また、そのもの。「—のキセル」 2 《1がはげやすいところから》外見はよいが質の悪いもの。見かけだおし。まがいもの。...
毛(け)を以(もっ)て馬(うま)を相(そう)す
《「塩鉄論」利議から。毛並みだけを見て馬のよしあしを判断する意》物事の価値を外見だけで判断することのたとえ。
けん‐ぶん【検分/見分】
[名](スル) 1 実際に立ち会って検査すること。調べ見届けること。「立地条件を—する」 2 見かけ。みてくれ。外見。「—よりないは金銀なり」〈浮・二十不孝・二〉
けん‐みゃく【見脈】
1 (「検脈」とも書く)脈をみて診断すること。「検温—」「—にして病を指す」〈滑・浮世風呂・前〉 2 外見から推察すること。「旅を歩くが商売といったら、たいてい—でも知れさうなことだ」〈滑・続膝...
げ‐そう【外相】
言語・動作など外面に表れたもの。また、美醜など外見上の姿。うわべ。外面。「—仮徳を以て是を見るべからず」〈正法眼蔵随聞記・一〉
げ‐めん【外面】
1 外側。表面。がいめん。 2 表面にあらわれた顔つき。うわべ。外見。
こく‐ないしょう【黒内障】
高度の視力障害がありながら、外見上や眼底に病変が認められない目の病気の総称。白内障に対していう。尿毒症やヒステリーによるものなどがある。黒そこひ。黒障眼。
こしらえ【拵え】
1 物の出来あがったようす。出来ぐあい。つくり。「草庵風の—の離れ」 2 準備。用意。したく。「朝食の—」「船出の—」 3 手を加えて飾ること。 ㋐化粧したり衣服を整えたりすること。身じたく。「...