しし‐く【獅子吼】
[名](スル) 1 雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。「壇上に—する」 2 仏の説法。獅子がほえて百獣を恐れさせるように、悪魔・外道(げどう)を恐れ従わせるところからいう。
しゅ・す【呪す】
[動サ変]《「じゅす」とも》のろう。まじないをする。「外道また虚空に向かって且(しばら)く—・したるに」〈太平記・二四〉
じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酤酒・不説四衆過・不自讃毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒...
せん‐にん【仙人/僊人】
1 俗界を離れて山中に住み、不老不死で、飛翔(ひしょう)できるなどの神通力をもつといわれる人。道教で、理想とされる神的存在。仙。神仙。仙客。 2 無欲で世事に疎い人。 3 仏語。外道(げどう)の...
どう【道】
[音]ドウ(ダウ)(呉) トウ(タウ)(漢) [訓]みち [学習漢字]2年 〈ドウ〉 1 みち。通路。「道中・道標・道路/沿道・街道・間道・軌道・公道・坑道・国道・参道・車道・食道・水道・隧道...
ない‐どう【内道】
仏教のこと。また、その教えを奉ずる者。内教。⇔外道(げどう)。
ほう‐いん【法印】
1 仏語。仏教を外道から区別し、仏教が真実であることを示す標識。三法印など。 2 《「法印大和尚位」の略》僧位の最上位。僧綱(そうごう)の僧正に相当。この下に法眼(ほうげん)・法橋(ほっきょう)...