ゆめみ‐がち【夢見勝ち】
[形動]夢のようなことばかり考えているさま。「—な少女」
ゆめみ‐ごこち【夢見心地】
「夢心地」に同じ。
夢見(ゆめみ)騒(さわ)が・し
「夢騒がし」に同じ。「今宵、—・しく見えさせ給ひつれば」〈源・浮舟〉
ゆめみ‐づき【夢見月】
陰暦3月の異称。《季 春》
ゆめみなと‐こうえん【夢みなと公園】
鳥取県境港市にある公園。平成9年(1997)に開催された山陰夢みなと博覧会の跡地を整備して、平成10年(1998)に開園。園内には高さ43メートルの夢みなとタワーや、みなと温泉館などがある。
ゆめ・みる【夢見る】
[動マ上一][文][マ上一]夢を見る。また、あってほしいことを心に思い浮かべる。「パイロットになることを—・みる」
ゆめ・む【夢む】
[動マ上二]「夢見る」に同じ。「永久(とこしえ)の天を—・むといえども」〈独歩・わかれ〉
ゆめ‐むし【夢虫】
蝶(ちょう)の異称。「—の命惜しまれ」〈浮・諸艶大鑑・六〉
ゆめ‐ものがたり【夢物語】
1 見た夢を語ること。また、その内容。夢話。夢語り。 2 夢のような、現実的でない話。夢語り。「結局—に終わる」
ゆめものがたり【夢物語】
江戸後期の評論。1巻。高野長英著。天保9年(1838)起稿。モリソン号事件に対する幕府の処置を、夢に託して批判した書。蛮社の獄の起因ともなった。戊戌(ぼじゅつ)夢物語。