ゆめ‐おち【夢落ち】
漫画や映画などの結末において、それ以前のストーリー全体が主人公などの夢の中での出来事だったと判明すること。また、その手法。→邯鄲の枕 [補説]読者・観客が味わった感動や感情移入が空虚なものに感じ...
夢(ゆめ)か現(うつつ)か
《意外な事態に、信じられない気持ちを表して》この出来事は、夢なのか現実なのか。
ゆめかたり【夢かたり】
後藤明生の長編小説。昭和50年(1975)「海」誌に連載。昭和51年(1976)刊、同年第5回平林たい子賞受賞。
夢(ゆめ)かと許(ばか)り
夢ではないかと思うほど。思いがけないことに出会ったときなどに用いる。「受賞の知らせに—驚いた」
夢(ゆめ)通(かよ)・う
夢の中で行き来する。互いに夢に見る。「—・ふ道さへ絶えぬ呉竹のふしみの里の雪の下折れ」〈新古今・冬〉
ゆめがおさんによろしく【夢顔さんによろしく】
西木正明による小説。近衛文麿の嫡男、近衛文隆の生涯を描く。平成11年(1999)刊行。翌年、第13回柴田錬三郎賞を受賞。
ゆめ‐がたり【夢語り】
「夢物語」に同じ。 [補説]書名別項。→夢かたり
ゆめ‐がま・し【夢がまし】
[形シク]夢のようにはかない。たいそう少ない。「御家苞(いへづと)—・しく見え侍りしかば」〈発心集〉
ゆめこそで【夢小袖】
星川清司の短編の時代小説、および同作を標題作とする作品集。短編小説は平成3年(1991)、「オール読物」誌に掲載。作品集は同年8月刊行。
ゆめ‐ごこち【夢心地】
夢のようなうっとりとした気持ち。ぼんやりとした心持ち。夢見心地。